２０１５.６初旬 東山魁夷画伯が「白馬の森」や「緑の詩」など幻想的な白馬シリーズの舞台となった蓼科高原の 「御射鹿池」とﾌﾞｰﾙデルの高弟清水多嘉示（１８９７～１９８１）の彫刻と絵画が展示されている 「八ヶ岳美術館」に行ってきました。今回は４回目の訪問でした。
御射鹿池（みしゃがいけ）は東山魁夷が白馬シリーズ で幻想的な作品を描いた場所として最近では観光 バスも訪れますが駐車場も有りません。 小さな農業用溜池です。	原村出身の清水多嘉示は洋画を勉強するために渡欧 しましたがブールデルの作品に魅せられて弟子入りして 彫刻の世界に入りました。１９８０年に建築家・村野籐吾 の設計で村立美術館として山脈や連峰を思わせる連続 ドーム型のユニークなデザインで森の中にオープンしました。
美術館の周囲の森には清水の作品が沢山 展示されています。入口付近にある「みどりのリズム」 は東京上野公園入口などにも展示されています。	その他沢山の作品が展示されています。 彫刻の森散歩道です。
館内は彫刻作品と油絵が展示されています。 天井にはレースのカーテンが絞り吊りされて 落ち着いた柔らかい明りに包まれています。	敷地内に「信玄の棒道」があります。 武田軍が川中島決戦の移動のために 作られた軍用道路でした。

写真の一部は美術館のパンフレットから模写させて戴きました。

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